ひそかに好評な文房具シリーズ。
今回はコクヨの測量野帳。
なにしろ野帳である。フィールドノートなのである。表紙が固いから、机の上とかに置かなくてもすらすら書けるのである。立ったままノートに書くことなんてないだろうとか思うけど、メモだったら立ったままだって書くだろう。それすらもない、なんて輩には用はない。無用の長物なので聞くだけ無駄である。
以前から書き飛ばしているように、ぼくはマメではないがメモな人なのだ。というか、まだまだなのでもっともっとメモな人になりたいと思っている人なのだ。
このところずっと愛用していたのが、RHODIA"11。slip-onの革ケースに入れて、この写真にも写っているSIERRAの木製ボールペンSとの組み合わせは、いわゆる「メモ」としては完成形なのである。
ところがこれは良くも悪くも、ピッと切って使うタイプの、ほんとにいわゆるメモである。気軽に手軽に書きまくれる反面、どっかに転記しない限り、その場で終わってしまう。
今年前半は、これをほぼ日手帳に貼って保管してみたりしたけれど、これがどうにもこうにも自分の中で消化不良な感じがしてよろしくない。澱がたまっていくというかなんというか。
そこで、W-ZERO3を購入してデジタル化することで、メモを活かそうなんて企んだけど、これまたいかんせんうまくいかない。無尽蔵に書けるはずのデジタルメモにもかかわらず、やはり手書きの感触に勝る物なしなのである。困ったもんだ。
ということで、このところまたRHODIAに戻ってきていたのだけれど、やはり書きつけたメモの処理がどうもうまくいかない。ToDoやスケジュールなどは、必然的に転記するのだけれど、実はその辺は最初から
checkpadなんかにメールで送ってしまうので、そもそも書きつけもしなくなってきていた。
となると、フランクリンからほぼ日手帳へと受け継がれてきた、なんでもかんでも頭に浮かんだことを書いておく、という意味でのメモだけが書かれることになる。ところが、これはあまり系統立ってないから、転記する先がままならない。しょうがないからGmailなんかを駆使して、+idea宛で送ったりしてみたけれど、どうもなじまないものが出てくる。
この思索とかの類は、なんとなく時系列で書き連ねておきたい。そんな風に思い立った次第である。
本来その役割を果たすために、ほぼ日手帳を買ったはずである。が現在、ほぼ日手帳は、枕元でほぼ日記帳と化している。トモエリバーと万年筆の相性は抜群で、寝る前のひとときがいくとしつきになりかねないほど、とても気持ちのよい時間を過ごすことができる。
ほぼ日手帳は文庫サイズなので持ち運べなくはない=ズボンの尻ポケに入らなくはないものの、やはりちときつい。ちと、なので無理して持ち歩いた時期もあるが、やはり長続きしない。ちときついことをやり続けることほどつらいことはない。ダイエットだってなんだって極端なことをするから長続きするのである。毎日コーヒー一杯分だけでできることなんて、コーヒー飲んだってできるのだ。
手軽なRHODIAだとそのままになってしまうし、蓄積できるほぼ日手帳だと持ち運ぶのがちとめんどくさい。そこで見つけたのが、この測量野帳。文脈的にも文章的にもやっとたどり着いたわけである。
○40枚80ページなのに薄い
○これだけあれば、1日2ページ強とたくさん書ける
○メモとしても、仕事ノートしてもok
○表紙が固いからポケットにおさまりがよい
○尻ポケでもおさまりがよく反らない
×ペンの収納ができない(とりあえずひっかけてある)
まぁしばらくは慣れないながら使ってみるしかない。あらためてのレビューはまたそのうち、あるのかないのか。というわけで、今回は買うまでのいきさつをご紹介したに過ぎず、なんと言うことはない、ただの前書きである。あしからず。
コクヨ 測量野帳 TRANSIT BOOK
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