ほぼ日刊イトイ新聞 - ほぼ日手帳2007
http://www.1101.com/store/techo/index.html
いよいよ昨日から発売。
焦って買っても使えるのは12月からだし、今のところ高見の見物。カバーは流用しようかと考えていたら、またもや微妙にびみょーに改良されていたりして、こうなるとやっぱりカバーも欲しくなる。
今年のナイロン黒もいかにもビジネスカジュアルっぽくてよいのだけれど、バリエーションが増えた革も気になる。とくにダークブラウン。スリップオンのRHODIAカバーとあわせれば、なかなかな組み合わせかも。
とはいえ、買うために悩んでいるのか、悩むために買うのかすらわからなくなるのが、手帳選びの常。過去にフランクリンに手を出して以来、ずっと悩みつづけ試行錯誤しつづけているわけである。うらむぞフランクリン。
仕事予定……ThinkPad(Outlook)
仕事メモ……メールで自分仕事宛に送信→Outlookフォルダ管理
私事予定……Yahooカレンダー
私事メモ……メールで書いて自分私事宛に送信→Gmailラベル管理
RHODIA"11にて手書きメモ→Gmail or checkpadに転記
日記 ……ほぼ日手帳
というのが、現在のツール構成。ほぼ日手帳は、ほぼ日記帳と化しているわけである。まぁこれはこれでよいかなと思ってもいる。1日1ページは日記帳に最適だし、時間軸なんかもその日あったことを時系列で記入しやすく、記録としても参照しやすい。
でもなんかしら新しい組み合わせを試してみたくなってしまうのが悩みどころ。カレンダーはリマインドと併用されることでPCならではの利点があったり、いわゆるメモの一元化としては、せっかくGmailという便利なものが世にあり、GTDとかの方法論によってかなり活用できている、というのにもかかわらず。
たとえば、ThinkPadを持っていないとき(休日のほとんど)、あるいは持っていても急な電話とかですぐに予定を確認したいとき、そんなときにはやはり紙の手帳に勝る物なし。などと考えてしまうわけである。といってもそんなことは、月に数回しかないことは言うまでもない。
かといって、ただでさえ重たい荷物にほぼ日手帳を加えるのは、厚めの文庫本を持つに当然ながらほぼ同じなわけで、抵抗もある。ダイエットという点からはいいかもしれないが、あまりの重量物を毎日運ぶのは、それはそれで身体にあまりよくないような気もする。
今年一年かなりプライバシー丸出しの内容を書き連ねてきただけに、出先でデイリーページを開くことはかなり憚られる。とてもじゃないが、フランクリンが志向している仕事も私事もすべてメモは一元化というわけにはいかない。
あれを使いこなしているような上昇志向の人は、私生活も向上心に満ちあふれているのだろうが、ぼくはやはりそれだけってわけではないので、ミーティングの席でそこにメモをとるのはかなりリスキーである。下手したら二度とそのミーティングに出席できなくなるような、そんなことが書かれている可能性だってあるわけだ。
となると、やはり日記帳として、枕元にしのばせておくのがやはり最適だろうか。もちろん家族で寝ているが故、枕元もけして安心はできない。近頃、ひらがなに加えてカタカナもマスターしてきた娘が、悪気もなく開いては屈託のない声で朗読しているような非常事態もまま発生する。幸い、万年筆で書かれたぼくの字は、そうはカンタンに読みこなせないのでかろうじて助かってはいるが。
とはいえ、自分のプライバシーの最後のセキュリティが、ただの悪筆というのはやはり相当まずいな。